木の住まいづくりの利点ADVANTAGE OF HOUSE BUILDING TREE

地震や台風など、様々な自然災害が毎年訪れている中で、住まいのリフォームを検討中という方も多いのではないでしょうか。キッチンや浴室などの水回りは、特に傷みが見られやすいため水回り入れ替えなどの部分リフォームも人気があります。こちらでは、そんなリフォームをお考えの方へ、日本の木材を使用した家づくりの利点をご紹介します。

日本の木だからできること

日本の木は、日本の土地や四季の中で成長してきた木です。そのため、日本の夏と冬の湿度の差や気温差などにも対応できる強さがあります。ジメジメとした夏には、調湿作用によって快適な空間をつくり、冬には高い断熱性で温もりを私たちに与えてくれます。そして、日本の木を使って家をつくることで、森林の調節ができ、山を手入れすることにもつながるのです。


木材は究極のエコ素材

木材は、適切に管理して利用すれば、半永久的に生産することが可能です。また、廃材も別のものへと再利用することができます。木材は、循環させて最後まで利用できるものであり、自然が育んでくれている究極のエコ素材なのです。そして、木材を作り出す際に必要となるエネルギーも、鉄やアルミなどと比べると格段に少なくて済みます。


人と環境への配慮

木は、呼吸することで二酸化炭素を取り込んでいます。木材が呼吸によって取り込んだ二酸化炭素は、炭素化合物として木材の中へ貯蔵されていくのです。木材の炭素の貯蔵量は、コンクリートなどに比べて倍以上といわれており、木造建築の家々は第二の森林とも呼べる存在になります。そして、木材には私たちに優しい効果がたくさんあります。






●木材の良さ その1.【衝撃を吸収】

木材は、弾力のある素材です。そのため、ぶつかったり、転んだり物を落としたりしたときなどに、衝撃を和らげてくれるのです。幼い子供のいる家には、特にうれしい効果ではないでしょうか。

●木材の良さ その2.【音がやわらかに】

木材には、私たちが不快に思う音を吸収して抑えてくれる効果があります。何かを落としたりぶつけたりしても、木材はコトンというやわらかい音で返してくれるのです。

●木材の良さ その3.【癒やしをくれる】

木の香りには、私たちをリラックスさせてくれる癒やしの効果があります。また、木自体が呼吸をしているために、いつも爽やかで綺麗な空気を感じることができるのです。