リフォームで融資を受ける

中古住宅を購入してリフォームをしたい場合、中古住宅の購入費用として住宅ローンを利用するのは一般的ですが、取得費用に加えてリフォーム費用も借りられます。但し取得後すぐにリフォームすることが条件とされています。

公的機関のリフォーム融資

リフォームに対する融資は、公的機関である住宅金融支援機関でも取り扱いがありますが、この場合は固定金利が一般的で、工事内容も耐震工事と並行したリフォームに限られています。担保が必要で、手続きも民間金融機関に比べてやや煩雑です。


住宅金融支援機構でのリフォーム融資限度額は、1000万円かつ工事額の80%が上限とされています。一方で一般的な銀行の住宅ローンでの融資限度額は、500~5000万円。リフォームローンの限度額は、100~1000万円とされています。


高齢者向けの支援制度も

住宅金融支援機構には、「高齢者向け返済特例制度」があります。年金暮らしの高齢者でもリフォームを可能とする制度で、借入から亡くなるまでの月々の支払いを利息分のみとし、元本の支払いは、借入れした本人が死亡した時に、相続人が現金か担保の土地・建物を処分することで精算しますので、該当する人は、利用されるとよいでしょう。