50歳以上65歳未満のリフォーム

50歳から65歳にかけての時期、仕事のリタイア、子供の独立、親の介護など、家族の変化が集中し、一方で身体の老化を実感し始める時期でもあります。    

“長年の不満を解消したい”の落とし穴

人生の転機となる出来事が重なるこの世代、夫婦の時間をどう過ごすか?子供との距離間は?年老いた親との向き合い方は?など、これらのカテゴリーが未来予想図の鍵となりそうです。


家事や収納など長年の不満を解消したくてリフォームを思い立つのもこの世代の特徴ではありますが、例えばキッチンを対面式にリフォームしてリビングを広げるといったイメージをふくらませても、家族との関係とリフォームとのマッチングが成り立っていなければ、最善のプランとは言い難いです。


まずは未来予想図を描くことから

夫婦と過ごす時間も大切な反面、パートナーにじゃまされずに趣味に打ち込みたい。頻繁に子供や孫に遊びに来てほしい。年老いた親との同居の可能性など、人生の未来予想図をしっかりと描いておくことが課題となります。


第二の人生のイメージを明確に描いておくことで、リフォームでそれを具現化することができます。そのためにも自分自身と対話してどう生きていきたいかを具体的に決めておくことが大切です。そして自分自身も老化するという現実も受け入れ、バリアフリーなどの配慮も念頭に信頼できるリフォームのプロに相談をすると良いでしょう。